「看護助手」という仕事

近頃病院にお世話になることが多くなりました。自分だけでなく家族や親戚なども年齢が高くなってきたということもあり、以前よりはずっと病院や医院に通うことが多くなったなあと、この前母の入院でふと思いました。
それだけ皆が年齢を重ねてきたということを感じました。母の検査を病院の廊下で待っていると次々入って来る急患の人達を見ながら、病院の中ってどうしていつもこんなに忙しいんだろうと、ぼうっとして見ていました。
医師に看護師、看護師の助手、検査技師など、部屋に患者とひしめき合っているという感じです。当然命に関わっているから動きも早いし目も真剣。なんか自分だけがこんなにぼっーとしてていいんだろうか、なんて思います。

大きな救急病院に搬送してもらったおかげで、母も難なく検査が終わり病室に移され酸素吸入をしながらぼんやり眠たそうにしているのを見て帰ってきました。

ナースステーションも大きく医師・男女の看護師・その他患者の世話をしている看護助手の人達「あ~、こうしてチームを組んで仕事をしているから、医療処置も早いし看護師の人達の目配りや手配が早いんだな」と感心。だから母も一週間くらいで退院の運びとなりました。感謝・感謝の一週間でした。

今回の病院で気になったのは看護助手の方が多いこと。人材不足が懸念されてる看護師さんをサポートしてくれる人って本当に大切な役割ですよね。

看護助手の資格ってどうなのかをパソコンで検索してみると、看護助手は医療経験や知識が無くてもできる仕事でした。しかし医療の現場では民間の資格をもっている方が、就職には有利です。そして他にホームヘルパーや介護福祉士などの資格と一緒に取っている人も一般的に多いそうです。

看護助手の資格は、民間の団体により「メディカルケアワーカー」と呼ばれる認定資格ができ、1級と2級があり受験するには実務経験通年1年以上が必要とされています。検定試験は筆記と実技の試験があります。
これから高齢化社会を迎えるにあたり必要な人材となっていきます。やってみたい人に対する講座もありますが、まずは詳細は資料を取り寄せてみてじっくり検討してみてはいかがでしょうか。